どこへ行く 日本の伝統工芸
44年前、この世界に入り親父に教えられた当たり前のことをやって出来上がった物を、文化だ、伝統だと言われる時代になってしまいました。
そこにあったのは会社と社員の契約でなく、親方と弟子の徒弟関係でした。
現在、その弟子を育てようとすると労働基準法やら、残業手当やらで無理になってしまい、続けられる子も少なくなり、親方ももうそんなチャレンジをする気もなくしてしまっています。
求むパトロン
その徒弟制度を維持出来たのは旦那の存在です。
親方に弟子に、またその技を認めてくれて経済的援助をしてくれる金離れの良い旦那様の出現を望んでやみません。
お金持ちは沢山いるのだけれど、金離れの良い人が少なくなってしまった。それが日本の文化を全て失わせている最大の原因の様な気がします。
手織り、草木染めを勉強してみたい、物造りを仕事にしたいという子達はたくさんいます。その子達が続けて行ける世界を残してあげたい。それがこれからの私の仕事です。