小林次郎布がたり10月号
今月は、ある小学校からお便りをいただきましたので、ここでご紹介させていただきます。
29日(金)に落ち葉染めをしました。校庭の桜の落ち葉を拾い集め、一週間冷たい水につけて色を抽出しました。小林先生も、六義園の落ち葉で作った液を持ってきてくださいました。染めるまでに時間がかかります。30分煮込んだ後、20分程度ミョウバン液に漬け込みます。仕込みから水洗いをして仕上げるまで、1時間30分程度はかかります。待つ時間も長く、その中で小林先生から貴重なお話を聞くことができました。小林先生の話は心にしみます。心を豊かにしてくださる内容がたくさんあります。その何%かでも、子ども達に感じ取って欲しいと思っています。今回は、卒業を前にして「夢に向かって進んでいくために、今、何をすればいのか。」「その日にすることを決めたら、それが終わるまでやり通す。」「10年先を考えて今日を過ごそう。」等等、たくさんの励ましの言葉をいただいました。小林先生の熱い思いは、子どもたちに伝わったようです。染め物を通して、心を育ててくださいます。命の大切さを伝えてくださいます。難しい世の中で生きていく子どもたちを、導いてくださる言葉をたくさん戴きました。
I君
今日の小林先生の話で、ぼくはみんなに好かれる人間になりたいと思いました。そして中学生になって、自分が小林先生みたいになりたいなと思いました。ぼくは、大人になったらどうするか。将来の夢は、まだありませんが、できれば自然に感謝することと、仕事を好きになることを大切にしたいです。自然に感謝することは、人間は自然の中に生きているからです。Y君は料理を作る人になりたいと言っていました。食べ物=自然のもの。だから、食べる人は「いただきます。」「ごちそうさま」と言うんだと思います。染め物も、植物の命をもらっています。人間は、いろいろな命をもらって生きているんだと思います。感謝する心を忘れたら、人間はだめになると思いました。
保護者の皆様からのご感想
藍染めは製品として見ることはあっても、染める過程は見ることがなかったので、子供の話に感心しました。絵の具で染めるのとは違い、生き物を相手にしているので、手がかかるけれどおもしろい体験ができ、とても良かったと思います。もう一つ感動したのが、学校から持ち帰った藍の小枝でした。葉もしおれており、完全に枯れてしまっていると思っていましたが、子供が「絶対に生きている。」と言い張るので、コップにさしておいたところ、根が出て生き生きとした葉が出てきました。その力強さに、はっとさせられました。藍の青の美しさには、こんな力強い美しさがあるのだなあと感じました。
手を青く染めて、大事そうにもって帰ってきました。「ピアノの先生が手を見たらびっくりするね。」と先生に言われたそう・・・。お風呂のたびに一生懸命洗っていました。とても深い青(藍色)で、模様もすてきです。色を「塗る」のではなく、「染まる」という力強さを感じる作品でした。
まず手を見てびっくり。なんとゾンビの手!でも得意そうに手を出し又藍染めを出していました。作品を見てびっくり。とても素敵。とても良い思い出になったと思います。
子どもたちが好きな染め方を選び準備した布は、みんな素敵な柄に染まっていました。同じ染め方をしても、折り方や絞り方、クシャクシャとした時のちょっとした違いで、みんな別々の柄になり、自分だけの作品に仕上がっていました。そして、水洗いを重ねるうちに、くっきりした藍色が少しずつ色落ちして、濃淡が出てきたら、ますます味わいが出てきて良くなりました。子供も自分の布に愛着が出てきて、一生懸命です。良い体験でした。
今日嬉しそうに藍染めを持ち帰り、一言「ジャーン!」と言って見せてくれました。私が思っていた以上に、上手にできていたので、びっくりしました。少し厚手の布だったので、子供達には少し大変だったことと思いますが、「よく頑張りましたね。」と言ってあげたいです。
ゾンビのような手をして、大喜びで見せてくれました。あんなに絞りが上手で、思わず祖母も、「それはおばあちゃんがもらっていい?」と、何か作ろうと思ったようです。子供が「クッションにするの。」と言うと、「あっそれもいいわねー。」と言っていました。毎日お風呂にもって入り、ベランダに干しています。素晴らしい藍色が出るように、頑張っております。
とてもきれいな群青色と白い部分のコントラストが、見事に出ているので、びっくりしました。上の子も経験していたので、個々の違いに感心しました。毎日頑張ってお風呂で洗っています。また、今回、藍は「たてる」と言うことを知りました。
藍染めっていいですね。私は藍の色がとても好きなので、子供がもってきた布を見てカンゲキ!色もいいし、デザインもなかなか・・・。友達の作品も見たいと思いました。毎日お風呂に入るたびに洗い、裸のまま布を持って出てきて、そのままベランダへ直行!とても素敵なクッションができること間違いなし!
藍は私の大好きな色です。正直、藍染めがこんなに大変なものとは知りませんでした。子供と一緒に洗って干してを繰り返して、藍の変化を楽しみたいと思います。うらやましいほど素敵な経験です。
斜めに絞った感じがよく出ていて、とても素敵に染まっていました。クッションにした時が、また楽しみです。
子供の染まった手を見て、昔、自分も藍染めをしたことがあるのを思い出しました。(何を作ったか等は、記憶にはありませんが・・・)子供の藍染めはなんだか「高級???」って感じてしまいました。本人は、裏と表が違うことが、嬉しいようです。クッションが出来上がるのが、とても楽しみです。